脳みそ夏畑

ゲーセンの事、音ゲーのこと、気になったこと。とりあえず色々書いてみますね。

ランズエンド-闇の孤島-

連れて行けば誰もが自白する闇の孤島

ランズエンド-闇の孤島-と言う映画を借りてきました。

刑事物のミステリー作品で「あの孤島に連れて行けば犯人は皆自白する」と息子達に武勇伝を何度も言い聞かせる元刑事で痴呆症のお父さんと刑事になった主人公の息子二人の話。

ある朝、12歳の少女が10数カ所をナイフで刺され公園で死んでいる事件が起こる。
その事件を探り一人の容疑者の取り調べを開始する主人公。

しかし証拠不十分で釈放されてしまう容疑者を主人公は幼い頃から聞かされていた闇の孤島へと連れて行く…

見る前と見た後イメージがかなり違った作品でした。
もっとこう…そのキーワードにスポット当ててそこで何か昔起こった事件に対してストーリーが進むのだとばかり思っていました。

キーワードとなっている闇の孤島なのですが、潮が引いた時だけ車で行ける距離に孤島があり「そこに容疑者を連れて行って暴力すればすぐに自白するぞ!」と豪語するお父さん。
それ刑事がやっちゃいけないやつですよ…と思いつつ作中でも突っ込まれるお父さん可愛いかったです。
事件自体は早めに解決するのですが、問題はそのあと。

こういうハラハラドキドキするのもまた良いなぁと思いながら見ていました。

愛する人の為に罪を背負い続ける精神的辛さが嫌ってほど分かる作品でした…
ラストの取り調べには涙がコボレテシマイマシタ。あれは反則です…

刑事物の二時間サスペンスだと思って見れば中々いい作品だと思ったので是非借りて見て見てください。